スポンサーサイト
-------- -- --:--
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
別窓 | スポンサー広告 |
九州場所番付発表と注目点
2005-10-31 Mon 18:58
今日九州場所の番付が発表された。新聞が書きそうなことはなるべく割愛して、私的注目点を中心に書こうと思う。

とは言え、朝青龍はハズせない。なんと言っても優勝すれば史上初の7場所連続優勝、そして年6場所制覇。12勝なら北の湖の年間最多勝記録に82勝に並び、13勝なら更新。
大横綱を超える数々の記録がかかっている今場所。優勝は水モノというところがあるので、絶対とは言えないが、後者の年間最多勝記録は調整さえしっかり出来れば達成できるだろう。
しかし、過去には調整不足から崩れた場所もある。とにかく話題の中心は今場所も朝青龍だ。

千代大海と並び、史上最多の8回目のカド番を迎える魁皇。地元の声援を受けてもう一花咲かせるか、あるいはここで没するか。。。

魁皇がやめてしまうようなら、やはりニューヒーローの躍進が望まれる。東関脇琴欧州の大関取りに期待。相乗効果で、西関脇琴光喜も奮起してほしい。何と言っても佐渡ヶ嶽親方最後の場所。横綱を育てたいという親方の夢をつなぐ場所にしたいところだ。(琴ノ若はどうするんだろう?元・長谷川あたりに一時的に代行させてプレイング親方というワケにはいかないんだろうか?やっぱり場所後は引退なのかな?)

前頭4枚目以内にはワリと上位の常連がきっちり揃った感があるが、
それよりも期待して見たいのが、5枚目から8枚目の並び。
稀勢の里、安馬、安美錦、黒海、琴奨菊、時天空、露鵬、豊ノ島と、さらに番付を上げて欲しい若手が並ぶ。この中から誰が抜け出すか楽しみ。

再入幕の栃乃花、春日錦の春日野部屋の実力派も楽しみだし、キレイなシコの片山も幕に戻ってきた。次は定着を目指して欲しい。

十両では、先場所新十両のエストニア出身の把瑠都がさっそく幕を狙える位置に。日本人では身体は小さいがセンスを感じる学生出身の嘉風やたたき上げの押し一筋、大雷童に注目したい。

逆鉾、寺尾時代からの井筒びいきとしては、モンゴル出身の新十両、鶴竜にも期待。早く幕内に上がって欲しいし、井筒部屋のその他の幕下力士の奮起にも期待したい。

なんかただの羅列になってしまったが、場所が始まったらまたいろいろと書いていきたいと思います。
スポンサーサイト
別窓 | 相撲 | コメント:4 | トラックバック:4 |
大相撲の過去の記事を一覧形式で
2005-10-26 Wed 18:22
相撲の過去の記事を一覧形式で。野球や格闘技については、今回は過去の記事を載せるのは割愛。


なんと言ってもこのブログのメインコンテンツは相撲。そして、プロレス、格闘、野球はサブコンテンツなのです。


九州場所ではほぼデイリーに観戦記を書いていきたいと思うし、場所が終わったら、「mimuraの私的力士通信簿」というのを書きたいと思っています。(あくまでも予定ですが。。。)


では過去記事ラインナップです。


9/27 ワイドショーに引っ張りだこの琴欧州

5/24 ブログ力士普天王

3/26 栃東VS朝青龍(春場所)

1/27 栃東ファン宣言

1/9 今年注目の力士④
   若の里、稀勢の里、琴欧州、栃東

1/8 今年注目の力士③魁皇

1/8 今年注目の力士②朝青龍

1/8 今年注目の力士①白鵬

2004年
12/13 相撲好きになったキッカケ
   昭和61年九州場所 寺尾VS小錦

11/13 相撲ファンのススメ
別窓 | 相撲 | コメント:5 | トラックバック:1 |
過去のプロレス観戦記を一覧方式で
2005-10-26 Wed 17:37
プロレス観について書いてある記事をコピペしてたら、これが思ったよりも大変だった。。。


なので観戦記にあたる記事の一覧を書いて、読みたい記事があったら元のサイトに飛べるようにしてみようと思う。


10/17 サップVS秋山、三沢組VS曙組、天龍VSKENTA
   現代において「伝説」という言葉が似合うのは
   天龍、小橋、そして百田!

8/15 G1クライマックス

7/28 長州小力と「声」の話

7/20 NOAH東京ドーム大会

7/12 追悼記事・橋本真也の個人的な印象

7/11 チームJAPAN

7/3 チームJAPAN

3/7 ココでしか読めないGHC王者力皇の話とクラッシュ・ギャルズ

2/28 小島VS天山 と小橋

2/21 小島と潮崎豪7番勝負

1/10 NOAH日本武道館大会観戦記
別窓 | プロレス観 | コメント:2 | トラックバック:0 |
私的いいレスラーの条件(2004/11/21 23:44)
2005-10-26 Wed 16:21
今回は、プロレスについて長々と書きます。ので、頑張って読んでくれてもいいし、読み飛ばしても結構です^^;


ボクはいわゆる「キン肉マン世代」であり、幼少の頃はプロレスがゴールデンタイムでやっていたこともあって、いわば刷り込み的に「男の戦いはリングでするもの」「プロレスこそ最強」と思っていた子供でした。


本格的にプロレスを好きになったのが、全日の「鶴田VS三沢」の対立構造のときで、当時の全日本は選手の大量離脱を、試合内容でカバーしようと、非常に内容の濃い試合が多かったように思います。
(鶴田・田上・渕VS三沢・川田・小橋の六人タッグマッチは今や伝説です)


そしてその当時と比べると、現在のプロレスは技も高度化し、試合展開もスピードアップしたように思えます。しかし!そのぶんプロレスにおいて大切なことが見落とされてるのではないか。。。とも思うのです。
ボクが現代のプロレスに最も要求したいこと、それは


「一つ一つの技を大事にすること」


です。最近のプロレスは大技を序盤に出したり、連発したり、見た目はハデだけど当たりは浅かったりして、非常に雑な印象を受けることが多いです。では、技を大事にするとは具体的にどのようなことなのか、今回は二つのことを書きます。


①説得力のある必殺技を持つこと
②リングを自分色に染める技を持つこと


プロレスの必殺技において、大切なことは「説得力」です。「こんなヤツにこんなことされたら、そりゃ負けるわ」とお客さんを納得させることですね。


事例を3つほど。例えば、長州のサソリ固め。長州の身体的特徴の一つに「腰回りが大きい」(端的に言えば、ケツがデカイ)ことが挙げられます。で、その長州がサソリの体勢を作ると、腰がどっしり下りて、かけられた相手に効果的な負荷がかかり、いかにも逃げにくそうなカタチになります。


それから、鶴田のバックドロップ。慎重196センチの鶴田が、ブリッジを効かせて描く放物線は、必殺技と呼ぶに十分な説得力がありました。


印象的だったのが、世界最強タッグで天龍とタッグを組んでいたときの一コマ。相手方のハンセンとブロディに二人揃ってバックドロップをうつ構えになったとき、フツウであれば「ここで二人が同時に投げたら盛り上がる」と思うのに、ここで鶴田は、まず天龍に先に投げさせておいてから、バックドロップを放ったことがありました。


これの意味するところは、天龍のバックドロップは、ただの技の一つにすぎないのかもしれないが、鶴田にとっては最も大事な見せ技であり、タイミングをずらすことで、「違いを比較」させたということなんですね。


最後の一人は、小林邦明のフィッシャーマンズスープレックス。この技は現在においてはつなぎ技の一つにすぎず、全くハデな技ではありません。しかし!小林のコレは、キレ、高さ、美しさにおいて他のレスラーのフィッシャーマンズスープレックスを遙かに凌駕していました。これぞまさに必殺技と思ったものです。


それから②です。レスラーはリングという「闘いの舞台」に立つワケで、リングというのは「闘いの場」でもあり、「演じる舞台」でもあるわけです。で、この演じるってのは決して試合以外のとこでどうこうってのでなくて、試合内容の中で、いかにもその人らしい技や動きってのを効果的に出していくことだと思います。


例えば、武藤のフラッシングエルボーとか、対角線での側転エルボー~フェイスクラッシャー。馳のジャイアントスイング。三沢のフライングラリアット。などなど。別に勝敗を決める大技ではないんだけど、いかにもその人らしいために試合のリズムを引き寄せるような技です。


で、最近思うのが、こういったことをしっかりやれないでドンパチってのが、けっこうチヤホヤされていて、一人一人の個性がわかりにくくなっているように思います。


そんなボクは最近鈴木みのるが好きです。
別窓 | プロレス観 | コメント:0 | トラックバック:0 |
プロレスの歩き方① (2005/01/18 00:54)
2005-10-26 Wed 16:17
今回は、ボクのプロレス観を、プロレスの歴史や、個人的なエピソードを交えてお送りします。
最近はK-1しか見てないという方や、プロレスを見たことがないという方にも読んでいただけると幸いです。


まず、プロレスとK-1,PRIDEはどう違うのかよくわからないという人もいると思います。それを端的に説明するのは意外と難しい。プロレスのイメージは千差万別「最強の格闘技」「エンターテイメント・ショー」「八百長」「血が出る」「コワイ」など様々だと思います。


ボクはと言いますと、子供の頃はプロレスは最強だと思っていました。理由はカンタンで、当時テレビで見られる格闘技番組はボクシングとプロレスしかなく、プロレスはゴールデンで毎週やっているし、パンチ以外の技だったら何をしてもいいルール。だから、そこに最強の人がいて、それをテレビで毎週追っているという考え方だったんです。


また、当時はキン肉マンブームで、キン肉マンたち超人が、プロレスという競技で争っていたことも大いに影響したと思います。


さらに、ボクなんかより猪木の異種格闘技戦をリアルタイムで見ていた人たちには、より強固なプロレス最強論者が多くいたと思います。


猪木はプロレスが最強の格闘技であることを証明するために、他の格闘技の一流選手たちと戦い、晩年になるまでは一度も敗れることがありませんでした。当時子供だった人たち(代表例:浅草キッド、大槻ケンヂ)は、プロレスファンと言ってもほとんどが新日派(猪木が起こした団体)です。


ボクは、幸か不幸か、プロレスを好きになったきっかけに、猪木があんまり関わっていません。ボクが本格的にプロレスを好きになったのは、全日(馬場が起こした団体)の鶴田と三沢の世代抗争のときです。
(1990年頃)


当時の全日本は選手の大量離脱(金で引き抜かれた)があって、一応危機でした。が、これまでただでさえうさんくさいプロレスを、さらに胡散臭くさせていたリングアウトでの決着や、反則による流血などを極力やめて、非常にスポーツライクになりました。選手層は薄くなっても、お客さんに納得してもらえる試合内容を心がけていたと思います。


全日は設立当初から、あまり最強云々という話とは縁がない団体でした。なぜなら、発足当時(1973年頃)全日は有無を言わさず力を持った(資金力等含む)団体だったからです。一方、旧日プロから離脱し、テレビ放送すら最初はなかった新日は、全日とは違った路線を生み出す必要がありました。それが、「プロレス最強の証明」だったワケです。


実際、プロレスブームというのは、新日がリードしたと言って間違いないと思います。藤波辰巳のジュニアヘビー級での活躍、タイガーマスクの華麗な空中殺法、長州と藤波の名勝負数え歌、長州率いる維新軍(アニマル浜口含む)VS新日正規軍、七色スープレックス前田明の躍進。。。などなど、猪木以外にも役者が大勢いました。日本人同士の対決や、序盤からガンガン飛ばすハイスパートレスリングと言われる試合展開は、今見てもワクワクします。さらに、それを盛り上げる古館伊知郎の実況や、演出なども良かったと思います。(70年代後半~80年代前半の話です)


いつしか、新日は団体ぐるみで最強みたいになってました。全日はその頃どうだったかと言うと、馬場は年齢的にも落ち目で、「やめちまえー」みたいな罵声を浴びることが多かったと思います。しかし、後継者の鶴田、天龍ら大型日本人コンビが、パワー負けせずに豪華外国人たちと対決するという、いかにも全日らしい試合を後継しつつ、新日の影響も受けながら面白くなっていたと思います。


その両団体の盛り上がりによって、プロレスはゴールデン番組に復活します。その頃、見ていたのが、幼少のボクです。


ええと、第一回はこのくらいです。
要点は、ボクと一回りくらい上までのプロレスファンはほとんど、プロレスが最強だと思っていたこと。
そして、この後の歴史の流れにより、その考えに修正が必要にならざるを得なくなったということ。
それでも、プロレスは消えてはいない。じゃ、プロレスのどこを見ればいいの?という点を五回に分けてお送りします。
別窓 | プロレス観 | コメント:0 | トラックバック:0 |
プロレスの歩き方② (2005/01/24 01:29)
2005-10-26 Wed 16:12
前回書いたプロレス最強?伝説の続きを今回は高田延彦という男を中心に書きます。ちなみにボクは別に高田が好きでも嫌いでもないので、多少内容が薄いことは断っておきます。


PRIDEをよく見る人なら、UWFという言葉を耳にしたことがあるはずです。


UWFとは、新日本プロレスを脱退した前田を中心に、高田、山崎、藤原組長、船木、鈴木みのる、安生、田村らをメンバーとする団体で、プロレスからショー的要素(ロープにふるとか、トップロープに上るとか、3カウントでの勝負はナシとか)を排除し、純粋な格闘技としてのプロレスを追求していくことをモットーにした団体でした。


UWFは、昭和末期~平成の初頭まで存在し、東京ドームを満員にするほどのブームになっていました。当時UWF派の人と話すと、「え?まだ全日なんか見てんの?おれはUWF派!」みたいに妙に鼻につく感じで言われたものです。(現在の総合とプロレスの関係と相似してますかね?。。。)


UWFファンはモチロン、プロレスファンはみんなUWFはガチンコファイトをやっていると思ってました。
さらに、UWFファンというのは、ただでさえ強いプロレスラーが、ショー的要素を排除して格闘技やってるんだから、UWFが世界最強に決まってるじゃないか!という考えの人が多かったと思います。


UWFはその後、いろいろあって3つの団体に分裂します。前田はたった1人でリングスという団体を設立。藤原、船木、鈴木は藤原組に。(のちに船木を中心にパンクラスを設立)高田はUWFインターナショナルという団体のトップレスラーになりました。


Uインターはレスラーのメンツとしてはこの中では豊富なほうでしたし、ダブルバウトと言ってタッグマッチ方式を取り入れたりと、U系の中でもプロレス的要素が多い団体でした。


今思うと、非常にわかりやすいストーリー展開が魅力でした。まず、ゲーリー・オブライトや北尾光司、ベイダーといった超大型(体格も)外敵が、Uインターの若手を、ケチョンケチョンに倒します。


そこで、「ちょっと待て。オレは若手とは一味違うぜ!高田と対戦したいならオレを倒してからにしろ!」と副将格の山崎一夫が挑みます。が、あまり若手と変わらない感じでやっぱりやられます。


「ヤバイ、山崎までもがあんなに無惨に負けるとは。。。いくら高田でも今回ばかりは。。。」とファンの不安も募ります。


そして、真打ち高田登場!客の心配などなんのその、攻め寄せる外敵をバッタバッタと打ち倒す!


「あっぱれ!強いゾ!高田!オマエは最強だ~!」


そんな高田に、昇り竜の勢いで実質ナンバー2(1か?)に駆け上がっていた田村が噛みつきます。


「高田さん。。。ボクと真剣勝負して下さい!」


。。。え?つまりそれまでは何だったんだい?(高田と田村は過去に一度対戦しています)


結局高田VS田村は実現することなく、この一件含めていろいろな理由で、Uインターは解散します。


次回は、総合格闘技がプロレス・ファンに与えた衝撃の大きさと、それにレスラーが挑む結果を見ながら、自分のプロレスの見方がどう変化したかを書きます。
別窓 | プロレス観 | コメント:0 | トラックバック:0 |
プロレスの歩き方③~総合格闘技が来る!~ (2005/02/01 01:03)
2005-10-26 Wed 16:10
UWFブームが呼び水となって、93年には第一回K-1が開かれ、話題となりました。
同年、アメリカでは総合格闘技の老舗、UFC第一回が開かれています。


当初は、ストリートファイト、もしくはケンカNo.1決定戦という雰囲気がありました。
ボクも含め、そのようななんでもアリのルールとなれば、
誰もが殴り合い、蹴り合いの壮絶な勝負が繰り広げられ、
野獣のように遠慮無く打撃を打ち込めるようなヤツが優勝するのでは?と思っていたでしょう。


ところが、その大会では格闘技ファンの予想を超えた、ある意味でより壮絶な結末が待っていました。
ご存じの方も多いと思いますが、この大会の優勝者は、ホイス・グレイシーです。


ホイスは打撃戦には一切つきあわず、タックルからグラウンドに持ち込み、あっという間に猛者どもを締め落としていきました。


これ以上にないピリピリとした雰囲気の中で、1人だけ詰め将棋をしているような余裕すら感じる雰囲気と、はじめからグラウンドで絞め技狙いという試合展開。
さらにホイスがわずか80キロ台であったこと、すべてが衝撃的でした。


恥ずかしながら、ボクなんかは、「ええ?だって105キロもないようなヤツが勝てるの?」
と本気で思ったモノです。ちなみに105キロ以上というのは、プロレスのヘビー級の体重です。
ヘビー級の体重がない人がトップになれることが本当に驚きだったのです。


さらに、優勝したホイスの発言がすでに口あんぐりのファンに追い打ちをかけます。


「私の兄、ヒクソンは私の100倍強い」


俄然ヒクソンに対する注目度があがり、なんやかんやがあって、ヒクソンと高田の対戦が実現。
それが、PRIDEの起源です。


はしょりますが、高田はヒクソンにいいところなく敗れます。しかも、UWF時代から高田自身の代名詞としてフィニッシュホールドにしていた、腕ひしぎ逆十字固めで。


あきらめの悪い高田は、のちにヒクソンと再戦しますが、またも腕ひしぎ逆十字で敗れてしまいます。ヒクソンと言えば「400戦無敗男」と呼ばれていましたし、このくらいのときには本当にグレイシー柔術の前には誰も勝ち目がないんじゃないかと、絶望感すらあったように思います。


日本格闘技界が、まさにグレイシーによって侵略されんとしたそのとき、希望の光が見えてきました。それも、ファンを落ち込ませていたプロレス界から現れたのです。


まぁ、このへんくらいのことはほとんどの方は知ってるとは思いますが、このくらいの時期からボクの現在のプロレス観ができてきたかなぁと思ってます。


引っ張ってますが、キリがいいので今日はこのへんで。
別窓 | プロレス観 | コメント:0 | トラックバック:1 |
プロレスの歩き方④「あと一丁!」(2005/02/07 13:48)
2005-10-26 Wed 16:06
前回希望の星みたいに書いた人は、もちろん桜庭和志です。桜庭が最初に対戦したグレイシー一族は、ホイラーでした。ホイラーは体重が70キロもない選手でしたが、プロレスラーの佐野をPRIDEで破っていました。当時は、グレイシー柔術には体重なんて関係ないのか?と思えるほど、難攻不落の壁のように思えたモノです。


ところが桜庭はホイラーに対して、終始自分のペースで試合を進め、最後はアームロックで見事にしとめました。その後に言ったあまりにも有名な発言


「プロレスラーは本当は強いんです!」


は、プロレスファンとしては少々救われた思いがしました。(少々と書いたのは、桜庭ってプロレスラーって言えるのかなぁという思いもあったからです)


桜庭はホイスをはじめ、次から次へとグレイシーを打ち破っていきました。いつしか、グレイシー最強説は波が引いていくように静まってしまったと思います。桜庭はセメント勝負の中で、プロセスを大切にすることや、意表をついた攻撃など、そのファイトスタイルにはプロレスラーとしての意地を感じました。


一方で、高田は負け続けました。そして、そのさなかに言ったあまりにも有名な一連の発言


「もう一丁!」


コラー!そんなん、勝者が敗者の健闘をたたえて送る言葉だからカッコイイのに、負けたヤツが言ってどうする!って思いましたよ。


で、こういう流れを見ていて思ったのは、プロレスが強いとか、柔術が強いとか、空手が強いとかいうのはないんだなぁということですね。どんな競技が背景にあっても、強い人は強いし、そうでない人はそうでないんです。


それから、このくらいの頃から、K1に出ていた選手がPRIDEに行ったり、その逆のケースも出てきて、ルール一つ変われば、その中での強さも全然違ったモノになることも目に見えて明らかになってきました。


K-1は始めた当初は「天下一武道界をやる」というのがコンセプトだったみたいです。格闘技界のワクを取っ払って、打撃で戦わせてみたら誰が一番強いかっていうのをやりたかったはずです。


ところが、回を重ねるに連れ、「K-1のルールに対して、合理的に練習したものが勝つ」という、至極当たり前な結果が見えるようになってきました。それは、PRIDEも同じで、この傾向は、どちらも一つのスポーツのジャンルとして確立してきているという意味ですが、逆に言うと、1スポーツに成り下がってしまったとも言えます。


結局誰が最強かというのを決めることは不可能であることが、逆説的にわかってきてしまったのです。だから、プロレスラーだって、その練習を真剣にやれば、相当の選手が総合格闘技でもイイ線行くと思います。
その強さを証明する、しないはレスラー個人の価値観次第と言えますが、個人的にはレスラーはわざわざ総合に出て強さを証明しなくてもいいよ、って思うんです。


プロレス界最強を目指せよ!って思うんですよね。プロレスラーならではの強さというものが、あって然りなはずなのに、あまりそのことに真剣な人がいないような気がします。


今回書いた総合格闘技の流れの間に、プロレス界は大きな転換期を迎えていました。
もともとプロレス団体は、細分化してワケわからなくなっていたところに、メジャー団体と言われていた全日本や新日本も解体、分裂してしまい、プロレス団体総インディー化とも言える状況になりました。


総合格闘技の隆盛のワリに少々寂しくなってきたプロレス界に、さらに追い打ちをかけるような出版物が発売されて。。。


さて、次回最終回。こんな先細り感漂うプロレス界に、ボクは逆に希望を持っています。今のボクのプロレスの見方とか、だいぶ前に書いた佐々木健介の話とかも書きます。
別窓 | プロレス観 | コメント:0 | トラックバック:0 |
プロレスの歩き方・完 勝負タイム27日間。バレンタイン固め (2005/02/14 02:22)
2005-10-26 Wed 15:54
 団体が分裂し、各団体の体質の弱体化が進む中で、プロレス界の内部事情を暴露する本が出版されました。それが新日でレフェリーをしていた、ミスター高橋が書いた


「流血の魔術、最強の演技-すべてのプロレスはショーである」


です。この本を読んで、まったく動じなかったというプロレスファンがいたら、むしろ真のプロレスファンではないと思います。いろいろと書くことはやめにしますが、プロレス団体にいた元レフェリーが、内部のからくりを隠すことなく明らかにした本です。


ボクはもちろん、この本の1から100までをそのまま信用しているわけではありません。売名も出版の目的の一部だったと思いますし、本を面白くするために虚飾した部分がないとは言えないからです。しかし、プロレスにおける流血シーンの前後などを見ると、この本に書かれている通りのやり口があったと言わざるを得ないわけで、かなり真実が含まれていることは間違いないと思います。


しばらくは、「最近プロレスもそんなに見ていないし、プロレスは捨てて総合に乗り換えようか・・・」とも思いました。しかし!


冷静に考えてみると、それらの本に書かれていた事柄というのは、別に前々から懸念として抱いていたものだったんです。言ってみれば、ボクはその本からショックを受けて立ち直れないような、プロレスの見方はもともとしていなかったというか、「こうなんじゃねぇかなぁ?」と薄々思っていたのを指摘されただけだったのです。


じゃあ、それでどうしてプロレスを捨てる必要があるのか?ないじゃないか!という結論に達したのです。
むしろ、こういった本が出たことによって、自分がプロレスをどう見ているか、もっとハッキリしたように思います。


ボクのプロレス観を一言で言えば、「プロレスとはマンガである!」です。


よく、プロレスを「あんなの最初から勝敗が決まってるんでしょ?」とバカにして見ない人がいます。そうなのかもしれません。でも、そういう人には逆に言ってやりたい。「おまえの読んでいるマンガの結末なんか決まってるんでしょ?」「そんな先のことが決まってるもの読んで楽しいの?」マンガが好きな人はこう答えるでしょう。「そんなことはマンガが面白いか面白くないかには関係ない」と。プロレスも同じです。


また、マンガ家にも、うまい、ヘタがあるように、プロレスラーにもうまい、ヘタがあります。戦いのシーンがあるマンガに限定しますと、例えば鳥山明の戦闘シーンの描き方は本当にうまい。絵を追っていくだけで、どのような展開になっているのかすぐわかる。(あれ?これどうなってるんだっけ?とページをめくり返すことがまずない)それがスピード感を演出している。つまり、そのための構図とか、コマ割りがうまい。


しょっぱいマンガ家に描かせたら、同じ戦いを描かせても、肝心なところで、これ何がどうなってるんだ?とわからなくなってしまったり、全然力感を感じないことがあると思います。


プロレスラーも同じです。いいプロレスラーは、ここは、マンガで言うところの小さなコマでの攻防(セコンドが解説するシーンが入る)とか、ここは、大ゴマで、キメっていうメリハリをしっかりつけます。


ところが、ヘタなレスラーは大きなコマで使うべき技を、小さなコマで使っちゃったりして、ラストの大ゴマが全然盛り上がらなかったりとか、そういうぬるさがあります。


また、マンガ家がストーリーに合った絵柄を求められるのと同じように、プロレスラーにもそのレスラーの個性にあった技を選択して試合する必要があります。(最近はそのへんができている人が少ないです)


さらに、総合とプロレスそれぞれの魅力の違いをもう一つの言葉で例えるなら、ノンフィクション小説と、フィクション小説の違いと言えます。これを読んでいる方の中で、フィクション小説は、ノンフィクションよりも劣ると考えている人はいますか?


作家は、フィクションの中にも、ある伝えたい事実というものがあって、それをそのままつらつらと書くよりも、物語の中でそれを浮き彫りにさせていきます。そして、読み手にとってもそれは、ダイレクトにそのテーマに関する文章を書かれるよりも伝わるのです。


プロレスラーも、プロレスの中に、その伝えたい事実がある人は、いい試合をします。それは見ている側にも伝わるものです。


ここで、やっと健介ファミリーの話を出します。去年のプロレス大賞MVPは佐々木健介でした。健介は、ちょっと前にフリーのレスラーになったので、団体と交渉して、試合に出させてもらわないと、収入が得られないのです。そして、そのために鬼ヨメの北斗晶、2人の子供、内弟子の中嶋と、「本当に力を合わせて」がんばっています。さらに面白いのは、それをそのまんま、リング上の試合で見ることができます。


WWEのような、浮ついたお話ではなく、そこにはリアルなストーリーが根底にあるのです。そういうものは、見ている人間にも伝わります。ああ、最近プロレスが劣勢だったのは、総合格闘技云々もあるけれど、戦いの奥底にあるリアルが全く伝わってこない、あるいは、ないことが原因だったのではと思うのです。


ボクはぜひ、このへんを大事にしてほしいんです。新日を出た柴田は、まさにそれをしたがっている人間に思えます。(退団がその選択肢として正しかったかは、これから示す必要がありますが)


試合の中に、信頼関係とか、敵対関係とか、ライバル関係とかをちゃんと見せること。それが本来、プロレスの流れを作っていくものであるべきだと思います。最近は、会社が操作しすぎているのか、そのあたりをビンビン感じる人とか、マッチメイクが少ない気がします。


というワケで以上、5回の連載終了です。ヤター!来週からはもうちょっと適当に書くゾー!
別窓 | プロレス観 | コメント:0 | トラックバック:0 |
プロレスの歴史が三分の一くらいわかりそう(2005/04/08 23:54)
2005-10-26 Wed 15:47
プロレスファンならびに、プロレスのことを知りたい人にぜひ読んでほしい一冊。
それが、別冊宝島の「プロレス名言・暴言大全集」です。


相変わらず立ち読みではありますが、ボクも読みました。タイトルにもある通り、プロレスの大まかな歴史はレスラーの名言や暴言を通してわかります。プロレスを知らなくても楽しく読めます。


特に、後半に載っている古館語録にはため息と笑いが交錯します。プロレス人気は古館伊知郎との奇跡の出会いがなければ、成り立たなかった可能性すらあると思いました。


ノアが東京ドームにまた乗り出すということで、ちょっと興味ありますね。カードがよければ見に行くのも考えるけど、ドームはプロレス会場としてはあまり好きじゃないんだよなぁ。
川田は出てくるんだろうか?
別窓 | プロレス観 | コメント:0 | トラックバック:0 |
NANDA!?のチョップ特集(2005/09/15 22:08))
2005-10-26 Wed 15:39
毎回興味深い視点からスポーツを切り取ってくれるNANDA!?ですが、今日の放送は、チョップ特集です。


なんと言っても55歳の現役プロレスラー天龍と、NOAHの小橋のチョップ共演が見られるというのがスゴイです。昔リングの魂が放送してた時は、放映権の関係で、全日の選手がなかなか出演できなかったものですが、時代は変わりました。


前々から、プロレスの凄さを見せられる技はチョップであると主張してきましたが、今回はまさにそのことに焦点を絞ってくれて嬉しいかぎりです。


総合格闘技が流行っていますが、総合格闘技の打撃というのは、相手の急所をピンポイントで狙うものなので、スゴイ打撃が入ってしまえばそれでおしまい。素人目には、「何がどうすごいのか」わからないままということもあると思います。


その点、プロレスのチョップの凄さのわかりやすさったらありません。力の強い男が、やはり相手の鍛え上げられた強靱な箇所(端的に言えば胸板)目がけ、打撃をたたき込む。


急所ではありませんから、一発で試合が決まることはないにせよ、その「音」を生で聞いたことがある人なら、「こんなのくらって立ってられるってどういうことだ?」と絶対に思います。絶対に思います。そして肩口から胸部にかけてできるミミズ腫れとか内出血はそのダメージの凄まじさを物語ります。


思えば、チョップは力道山の時代から、日本のプロレスの象徴的な技のように思います。天龍や小橋が、「あなたにとってチョップとは?」と聞かれたときに、何と答えるか楽しみ。特に小橋がまたあいまいなことを言いそうで。
別窓 | プロレス観 | コメント:0 | トラックバック:0 |
他団体だがいい仕事していくイメージでFC2初参戦!!
2005-10-24 Mon 15:45
というワケで、NAVER→CURURUで、まぁいろんなことを節操もなく書いていた私mimurastepなのですが、テーマをしっかり区切ってケジメある文章を書いていこうということで、スポーツにテーマを絞ったブログを今回開設することとあいなりました。


ちなみに現在のタイトルは仮でありまして、ただいまCURURUにおいて常連ブロガーさんたちからタイトルを公募している最中であります。
どんなタイトルになるか、こちらも楽しみにしていただけたらと思います。


なので現在はまだ仮開設という段階ですが、タイトルつき本開設までは過去の記事からアップしようかな~とか考えています。
皆々様、何卒一つよろしくお願いします
別窓 | その他一般 | コメント:5 | トラックバック:0 |
| 野さいスープ |
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。