個人的に次期理事長を予想してみます。
●理事は定員10名で理事の互選で理事長が決まる
●理事・監事は、西暦偶数年の1月場所後に行われる、評議員(年寄105名跡(一代年寄2名跡),行司2名,現役力士4名で構成)の投票による選挙で選出される。
●理事長経験者は相談役となり、理事と同等の待遇を受ける。
(以上、Wikipediaより)
現在、間垣親方が降格処分をくらったので理事は9名です。
さらに北の湖理事長が辞任した場合、もう一つイスが空くことになります。
まず理事を2名補充する必要があるのですが、
このケースだと偶数年の一月場所を待たないですよね?
というか、現理事全員一気に再編でしょうか?(あ、そっちの可能性のが高いかも)
よくわからないので、現理事に2名補充という前提で話を進めますが
個人的に理事になってほしい人は高田川、八角、鳴戸、尾車、芝田山あたり。
部屋つきの親方でもよければ、大山さんや熊ヶ谷も良い。
貴乃花は個人的には現状ナシの方向だが、理事に入れれば改革のポーズは取れよう。
とにかく、一門の枠や現役時代の実績に捉われない人選を…ってけっこう横綱大関選んでますけどw
ある程度親方としての経験があって、説明責任を果たせそうな人を選んだつもり。
で、理事長ですが、さすがに新任理事から選ばれることは考えにくいので、現理事から考えてみる
★武蔵川親方
まず前提として、出羽一門から理事長が続けて出ることは考えにくい。
また受ける印象としては「保守」ではあるが、
この人は現在様々な問題の元凶にもなっている「外国人力士」や「学生相撲出身力士」
を横綱、大関に育てあげ、さらに生え抜きを三役に育てた実績を持つ。
もしかしたら、この人しか知りえない現代型の部屋経営テクがあるかもしれない…
安易な外国人排斥論に対抗しうる人物である
★大島親方
鎖国を打ち破って旭鷲山、旭天鵬らモンゴル力士をスカウトした張本人。
歴史を変えた男である。やはり安易な外国人排斥論に対抗する意味でアリな人。
この人が理事長になると「緩んだまわしの締め直し」という意味合いを感じる。
頑固者で断行力には期待できるが、古臭い人間なので「改革」のイメージには合わない
★伊勢ノ海親方
現理事の中で、具体的なビジョンを打ち出せるとしたらこの人しかいないのでは?
一般常識の感覚からいっても一番まともな気がするし、横綱、大関以外でしかも
少数派の一門から理事長になることは改革アピールにもつながる。
一般ウケは悪くなさそうであるが、一方で現在相撲部屋が抱えている問題というのは、
彼のような割り切り、サバサバ型の風土がもたらしていることも忘れてはいけない
★放駒親方
なんというか…タイプとして北の湖と似ていると思う。
人柄は誠実なんだけど後手に回る感じ。可能性低し
★二所ノ関親方
二所一門は放駒優位なのか二所優位なのか、読めない。
何はともあれ本流であるし、この人はとにかくいい加減だけど外交手腕はある。
どうせ「黒い組織」という印象があるなら、
案外この人みたいなタイプが一番力を発揮するかもしれない。ただ、さすがに可能性は低い
★出羽海親方
良い人となりだとは思うが、リーダーというタイプでもない。
現代型のビジョンを打ち出せる気がしないし、出羽一門では武蔵川優位だと思う。
★友綱親方
同じく立浪一門なら大島親方優位だろう。
断行力はまあまあありそうだけど、問題発言多発すると思うw
★九重親方
一門やら慣例やらの縛りを取り払って…という意味で改革アピールになる人。
一般知名度、人気ともに高いため、自ら広告塔になる力があるし、
断行力もこの中ではトップクラスだと思われる。
それだけに派閥争いが起こる可能性も高いが、
現役時代と同じく下積みが長いと思ったらあっという間に覇権を取るという
構図ができあがりつつあるので、その再現を期待したい
というワケで長くなったが、理事長予報は
九重7:伊勢ノ海3 ということで
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