スポンサーサイト
-------- -- --:--
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
別窓 | スポンサー広告 |
プロレスの歩き方④「あと一丁!」(2005/02/07 13:48)
2005-10-26 Wed 16:06
前回希望の星みたいに書いた人は、もちろん桜庭和志です。桜庭が最初に対戦したグレイシー一族は、ホイラーでした。ホイラーは体重が70キロもない選手でしたが、プロレスラーの佐野をPRIDEで破っていました。当時は、グレイシー柔術には体重なんて関係ないのか?と思えるほど、難攻不落の壁のように思えたモノです。


ところが桜庭はホイラーに対して、終始自分のペースで試合を進め、最後はアームロックで見事にしとめました。その後に言ったあまりにも有名な発言


「プロレスラーは本当は強いんです!」


は、プロレスファンとしては少々救われた思いがしました。(少々と書いたのは、桜庭ってプロレスラーって言えるのかなぁという思いもあったからです)


桜庭はホイスをはじめ、次から次へとグレイシーを打ち破っていきました。いつしか、グレイシー最強説は波が引いていくように静まってしまったと思います。桜庭はセメント勝負の中で、プロセスを大切にすることや、意表をついた攻撃など、そのファイトスタイルにはプロレスラーとしての意地を感じました。


一方で、高田は負け続けました。そして、そのさなかに言ったあまりにも有名な一連の発言


「もう一丁!」


コラー!そんなん、勝者が敗者の健闘をたたえて送る言葉だからカッコイイのに、負けたヤツが言ってどうする!って思いましたよ。


で、こういう流れを見ていて思ったのは、プロレスが強いとか、柔術が強いとか、空手が強いとかいうのはないんだなぁということですね。どんな競技が背景にあっても、強い人は強いし、そうでない人はそうでないんです。


それから、このくらいの頃から、K1に出ていた選手がPRIDEに行ったり、その逆のケースも出てきて、ルール一つ変われば、その中での強さも全然違ったモノになることも目に見えて明らかになってきました。


K-1は始めた当初は「天下一武道界をやる」というのがコンセプトだったみたいです。格闘技界のワクを取っ払って、打撃で戦わせてみたら誰が一番強いかっていうのをやりたかったはずです。


ところが、回を重ねるに連れ、「K-1のルールに対して、合理的に練習したものが勝つ」という、至極当たり前な結果が見えるようになってきました。それは、PRIDEも同じで、この傾向は、どちらも一つのスポーツのジャンルとして確立してきているという意味ですが、逆に言うと、1スポーツに成り下がってしまったとも言えます。


結局誰が最強かというのを決めることは不可能であることが、逆説的にわかってきてしまったのです。だから、プロレスラーだって、その練習を真剣にやれば、相当の選手が総合格闘技でもイイ線行くと思います。
その強さを証明する、しないはレスラー個人の価値観次第と言えますが、個人的にはレスラーはわざわざ総合に出て強さを証明しなくてもいいよ、って思うんです。


プロレス界最強を目指せよ!って思うんですよね。プロレスラーならではの強さというものが、あって然りなはずなのに、あまりそのことに真剣な人がいないような気がします。


今回書いた総合格闘技の流れの間に、プロレス界は大きな転換期を迎えていました。
もともとプロレス団体は、細分化してワケわからなくなっていたところに、メジャー団体と言われていた全日本や新日本も解体、分裂してしまい、プロレス団体総インディー化とも言える状況になりました。


総合格闘技の隆盛のワリに少々寂しくなってきたプロレス界に、さらに追い打ちをかけるような出版物が発売されて。。。


さて、次回最終回。こんな先細り感漂うプロレス界に、ボクは逆に希望を持っています。今のボクのプロレスの見方とか、だいぶ前に書いた佐々木健介の話とかも書きます。
スポンサーサイト
別窓 | プロレス観 | コメント:0 | トラックバック:0 |
<<プロレスの歩き方③~総合格闘技が来る!~ (2005/02/01 01:03) | 野さいスープ | プロレスの歩き方・完 勝負タイム27日間。バレンタイン固め (2005/02/14 02:22)>>
この記事のコメント
コメントの投稿
 

管理者だけに閲覧
 

この記事のトラックバック
| 野さいスープ |
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。